理系人間が解釈する般若心経

未浄化霊と浄化霊

 先に「輪廻転生」で現世に強い執着を持っている霊は、浮遊霊や地縛霊などとなって、肉体を持たないまま前世に留まる事を述べた。

 未浄化霊は霊感の強い人は見ることができ、それは俗に幽霊とも呼ばれる。
 霊界にある浄化霊も現世にある未浄化霊も、肉体を持たない魂のプログラムである点は同じであるが、異なる点は何であろうか?

 下表にまとめてみた。

項目 未浄化霊 浄化霊
場所・空間の概念  場所・空間の概念がある。
 浮遊霊や地縛霊と言う呼び方も特定の場所の存在することから付けられた名称。
 場所に「執着」を持つこれらの霊に悩まされる場合には、引越ししたり、ホテルの部屋を替えてもらうことなどは有効である。
 死後は墓場に行くと思っている霊は墓場にいることがある。
 自分が死んだことを認識していないので現世の人間に混ざって会社に通勤している霊もいる。
 場所・空間の概念がない。
メインプログラム群とのつながり  つながっていない
 つながっている

※メインプログラム群と最上位プログラムについては「プログラムの階層構造」参照。 
現世の人間へ働きかけ  憑依による
 霊感の強い人にだけ霊が見える
 現世の人間の守護霊を通じて働きかける。
 霊界にある他の魂のプログラムとも共有できるので、現世の人間を導くことができるようになる。
 生前に持っていた物質的ではない魂の価値観による個性を発揮できる。
 霊界でさらに修行を積めば、自ら守護霊になることができる。
価値観  現世の人間が持っている物質的な価値観を持つ。
 肉体を持っていないにもかかわらず、現世の物質的価値観を持ち続けているからやっかいである。
 現世の物質的な価値観は消え失せる。
存在 現世(幽現界) 霊界(あの世)

 霊界には物質的価値観がないので、魂の上下関係というのは、現世での「地位が高い」というのとは異なり、上位にあるものは、下位にあるものより普遍的な概念を持って、より全体のために機能するということである。
 これが理想的な形だとすると、現世の組織などにおいても、人の上に立つ人は、部下の仕事内容を理解せずに批判したり、都合の悪いことを部下に押し付けたり、気まぐれな指示をしたり、威圧するような態度を取るようなことをせず、その役割・責任を果すべきということでもあろう。例えば、部下の悩みを聴いたり、業務上の問題点を積極的に聴き取り、部下が業務を進めやすいようにバックアップすべきである。

 霊感の強い人というのは、未浄化の霊からの影響を受けやすい人である。(幽霊という形で未浄化霊を見るなど)
 そういう場合、「未浄化霊」「守護霊」「現世の人間」との関係はどうなっているのだろうか?
 現世の人間が未浄化霊(地縛霊、浮遊霊)から影響を受ける場合を考えてみる。

 モデルを考えて図にしてみた。


 このモデルにおいては、現世の人間には、外部から自分に働きかけられる霊的な受け入れ口がある。それを図の中では「穴」で表現している。
 この受け入れ口は守護霊からの示唆を受け入れるのが主であるが、浄化できずに現世に留まっている浮遊霊や地縛霊などの未浄化霊からの影響をも受ける可能性がある。上記の表で示したように未浄化霊が存在するのは現世である。
 「類は友を呼ぶ」で述べたように、自分の中にネガティブな気持ちがあると、同じような気持ちを持った未浄化霊を引き寄せ、受け入れ口から侵入(憑依)されるようになる。

 この受け入れ口の大きさは、魂の特性ではなく肉体の特質(=体質)として遺伝によって引き継がれると思われる。霊能者はその先祖も霊能者である場合が多く見受けられる。
 霊感の強い人は、この受け入れ口が大きいと考えられる。
 この場合は未浄化霊からの影響を受けやすくなる。つまり憑依されやすくなる言える。

 世のため人のために尽くす行動をしていれば、守護霊からのパイプが太くなり守護霊からの示唆を受けやすくなる。また受け入れ口のすき間がせまくなるので未浄化霊が入りにくくなる。

 一部の優れた霊能者はこの受け入れ口の大きさをある程度自由に変えられる。霊感のスイッチをOFF(穴を閉じる)にもできる。と思われる。
 霊感がある(穴が大きい)だけでは霊能者と言えない。穴の大きさを自分の意思でコントロールできてこその霊能者である。滝行などの修行によってその能力を高めることができる。
 霊感の強くない人間は、穴が小さいので未浄化霊からの影響は受けにくいが、守護霊からの示唆も受けにくいと考えられる。


前へ   TOPへ   次へ